カナダの住宅 建築現場 青写真で既にSOLD OUT〜外観編
(2004年 6月 16日)
先週までの肌寒い気候からは打って変わり、今週からは夏が一気にやってきたようです。
真っ青なスカイブルーが目の前に広がっています。気温も一気に30度以上まで上がってきました。
今日はそんな天気の良い中、ウェストバンクーバーでマイクが携わっている建築現場の1つへ訪問。
カナダ人と共に働くマイク三好。彼のオリジナリティが日本だと知ると、自分は日本の道具を持っていると
フレンドリーに話すカナダ人。日本の道具はカナダでも愛用されている程、機能に長けているそうです。
そんなカナダのフレンドリーな建築現場。そんなフレンドリーな職人が建てるハイレベルな北米建築の現場を
写真を交えご紹介します。
開発現場はウェストバンクーバーの中心部からハイウェイに乗り車で約15分。
Horseshoebay という BC Ferry Terminal の近辺にあります。
このハイウェイを北へ上がっていくと、
2010年の冬季オリンピックの開催地であるウィスラーへ到着します。
立地は山の斜面を利用した傾斜面で、見晴らす限りの海と水平線の景色、
澄み渡った空気を楽しむ事ができます。完成までにはまだ時間がかかりますが、
既に青写真の時点でSOLD OUTだそうです。
ここに北米の重要なポイントがあります。価格が安定しているのみか、耐震性を含む安全度、
また、肝心の耐久性50年〜70年は北米の常識として問題なし。
しかも一生に一度の大きな買物と日本で言われている住宅購入ですが、
素人の消費者が安心して投資することができます。これには最近のバンクーバーエリアの
住宅産業がいかに盛んかを伺うことができます。
現場には4時半頃に着いたのですが、既にビルダーは帰宅しており、
基礎作りをしているエンジニアのみがまだ働いていました。
北米の建築現場はどこでも大概朝の7時過ぎから仕事が始まり、仕事が終わる3時過ぎごろから
個人個人の時間に合わせ帰宅していくそうです。
ここの現場のプロジェクトはタウンハウス(タウンホーム)で、
計100棟ものユニットが建築中です。右側の写真が現場のタウンハウス。
写真を見てお気づきになった方もいるかもしれませんが、日本の建築現場とは違い足場はありません。
家は1/4以上地上から浮いた状態になっています。山の斜面に開発しており、
日本人なら大丈夫かな、と必ずや心配してしまうところですが、
そこはやはりエンジニアリングの力で構造上強度を保つよう全て計算されており、
でなければ、市も許可を出さないそうです。下の写真3枚は別の角度から見たタウンハウス。

新工法:「エンジニアリング造成法」
下の3枚の写真は造成を行っているところ。画像を良く見ると分かりますが、
目の込んだワイヤー+プラスチックとワイヤーの中間に当たるような、
形状を変えるプラスチック製のワイヤーを層にし、砂利と土を重ねていっています。
これを何層も何層も繰り返しています。外側には装飾用ストーンがはめられ、
その内側の土との境界線には防水シートが張り巡らされています。

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