グローバル時代に向けて 資産価値の維持された住まいづくり
日本の住宅は、北米の倍の価格でありながら、省エネ効率や、デザイン性に劣り、寿命が半分以下で、
20年ほどで資産としての家の価値がゼロになってしまいます。一方、欧米では住宅 の資産価値が倍になる国、
米国と比較すれば、どちらが国民経済に効率的かは、一目瞭然です。
20〜30年で家を取り壊し大量の産業廃棄物を出すのは地球環境からも最悪です。
右肩上がりの経済成長を続けてきた時代には、年収の4〜5倍の住宅ローンにも耐えられましたが、
右肩下がりの経済情勢下で、リストラやボーナスカットが頻繁に行われる今の日本の現状では、
これまでの日本住宅金融のままでは、国民は経済的に耐えられないでしょう。
欧米の水準に比べて遅れている日本の住宅のレベルを改善する為の方策の1つが輸入住宅 や輸入建材の活用です。
大切なことは、何世代にも渡っても住み続けられ、資産としての価値の落ちない、健康で快適な欧米並みの住宅を
出来るだけ欧米に近い価格で提供することです。また同時に、これは新しいライフスタイル、美しい街並みづくり、
住宅技術、中古住宅市場や住宅金融のあり方、増改築のアイデアを併せて学ぶと言う機会ともなります。
時代が求めるグローバルな部材、建材の選択
その時になって改めて日本の住宅レベルを知って、寂しい思いをしない為には、世界の部材、建材を有効に活用して、
デザイン性に優れた高性能で環境にも人にも優しく、資産価値の持 続する住宅を建てていくこと重要です。
これは、日本の消費者の望むことであり、厳しい住宅市場で活きる方法でもあるでしょう。
グローバルな時代に生きる我々には、グローバルに考え、グローバルな技術、アイデア商品を選び取り入れていくことしか、
進歩がありません。
前所長 倉石氏退任のご挨拶にかえて。
JETRO HMC Osaka Newsletter Julyより
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